クリムゾン・ジャパンの参加イベントや新サービスなど
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研究支援エナゴ(クリムゾンインタラクティブ・ジャパン運営)は、2024年10月16日(水)と17日(木)に沖縄科学技術大学院大学メインキャンパスを会場に開催されたRA協議会第10回年次大会に参加し、ランチョンセミナーおよびポスター発表のほか、ブース出展を行いました。
RA(リサーチ・アドミニストレーション)協議会とは、大学を含む研究機関において研究支援業務に従事される方のための団体です。本年度のRA年次大会のテーマは「まるっとダイバーシティ ~多様性の知から異なるバックグラウンドの力をけん引するURAとは~」。異なる専門領域、性別、能力などの多様なバックグラウンドを活かしたURAの活動を探求することが目的でした。
2日間の大会には190機関から764名が参加、文部科学省企画セッションやホスト校企画セッションなどの特別セッション、クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社やターンイットイン・ジャパン合同会社などの企業セッション、RA協議会会員による会員セッション、ポスター発表・口頭発表などが行われ、異分野の協働(トランスディシプリナリー研究)や、生成AI時代のリサーチアドミニストレーターの役割などについて、当事者としての経験や専門的データに基づく建設的な提言・議論が行われました。
10月16日(水)の大会初日、クリムゾンインタラクティブ・ジャパンでは、ゼネラルマネージャーの勝間田マハディが責任著者となり、ポスター『国際的な研究資金を日本へ:研究助成金獲得を成功させるためにURAが果たす重要な役割』を発表。エナゴ学術英語アカデミーが日本人研究者を対象に行ったアンケート結果とscientifyRESEARCHのデータを元にした分析を行い、日本の研究者全般、そして日本の女性研究者たちが国際的な助成金を十分に獲得できていない現状を示し、それを改善するためにURAができる事項についての提言を行いました。
ポスターのインフォグラフィックはこちら:
また、2日目の10月17日(木)には、『研究インパクト向上を促進させるための AI と専門家による協働プラットフォームの提案』というタイトルのランチョンセミナーを実施。科研費の公募要項に積極的な国際発信の努力が求められるなど国際的な研究インパクトの重要性が高まる中、質の高い情報発信をコスト効率よく、より迅速に行うためのAIと専門家の特性を組み合わせたソリューションの紹介を行いました。
「50分の予定で行われたランチョンセミナーでは、質問に来る参加者が途絶えず、それぞれ短い間でしたがお話しさせていただきました。予定を30分超過して議論する中、研究におけるAI活用についての学術界の高い関心を肌で感じました。また、ポスターセッション発表において、日本の研究者たちの置かれた状況に様々な思いを持つ参加者たちの言葉に触れることで、日本の研究を発展させる上での小社の役割について、使命感を新たにしました。研究者の皆様をよりよくサポートする方法を探り続ける私たちにとって、大変意義深い協議会となりました。」(勝間田マハディのコメント)
【RA協議会第10回年次大会URL】
https://rman.smartcore.jp/M022/forum/10th_annualmeeting_2024/outline
【研究支援エナゴについて】
研究支援エナゴは、英語を母語としない研究者の皆さまに論文の英文校正や学術誌への投稿支援事業を展開しています。東京、ソウル、北京、上海、イスタンブール、ニューヨークに拠点を構え、グローバルに活動しています。
https://www.enago.jp/